労働者健康安全機構は、産業活動に伴い発生している疾病、社会問題化している疾病など、勤労者の新たな健康問題について、モデル医療やモデル予防法の研究・開発、普及に取り組んでいます。

「労災疾病等医学研究普及サイト」で研究成果などを公表していますのでご活用ください。

「職業性疾病等の原因と診断・治療」領域のテーマ

1運動器外傷機能再建運動器外傷患者の復職に影響する要因に関する前向きコホート研究
2職業関連癌ゲノムワイド関連解析を用いた膀胱癌易罹患性素因と職業分類の関連の検討

「労働者の健康支援」領域のテーマ

3生活習慣病地域社会における社会的ストレス及び社会関係資本と生活習慣病との関連に関する研究
孤独死の要因となる動脈硬化疾患の発症・再発に関する研究
教員の過労死を予防するモデルの構築に関する調査研究
抑うつ傾向と脳・心臓疾患発症リスクとの関係
就労者の疲労(ストレス)に対する客観的指標の実用的な応用に関する研究
4メンタルヘルス  職場におけるメンタルヘルス不調の予測因子の検討に関する研究
5メタボロームメタボローム解析を主体とした挑戦的研究
過重労働・ストレス下における心血管イベントを予測する因子
早期慢性膵炎の疾患概念の研究と新規診断法の確立
6医療従事者の安全医療従事者における抗がん剤の職業暴露ゼロを目指した抗がん剤取扱い手順の開発
7勤労世代肝疾患C型慢性肝炎に対するインターフェロンフリー治療後の肝発癌抑制
8早期復職復職支援に係る周術期における蛋白補充と運動習慣による早期復帰に向けた試み

「労災保険給付に係る決定等の迅速・適正化」領域のテーマ

9じん肺続発性気管支炎における膿性痰中エラスターゼ測定の研究
じん肺にみられる間質性肺炎の実態調査
じん肺診断技術の均てん化
10アスベスト良性石綿胸水診断基準策定のための臨床研究
石綿肺がん患者における肺内石綿小体・繊維に関する研究