(独)労働者健康安全機構では、働く人々の治療と仕事の両立に向け、支援対象者(患者=労働者)、主治医、会社・産業医などのコミュニケーションが円滑に行われるよう支援する「両立支援コーディネーター」を養成するための研修事業を行っており、令和2年度までに累計で7,531人のコーディネーターを養成しています。

令和2年度からは、新型コロナウイルス感染症対策のため、集合形式からオンライン形式の研修に変更して実施しており、オンライン研修では、事前に動画配信研修 (10日程度の期間中の、任意の時間で視聴可)を受講した後、特定の「WEBライブ講習」開催日にリアルタイムでの研修(演習を含む。)を受講する形式としています。

今年度は全9回の研修を予定しています。第1~4回の応募は既に締め切っていますが、第5~9回の開催日程は9月上旬に公開しました。
今後も開催が決まり次第、労災疾病等医学研究普及サイト、労働者健康安全機構ホームページで告知してまいります。

なお、事例検討を中心としたグループワーク型研修を行う「両立支援コーディネーター応用研修」については、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を考慮し、令和2年度以降中止としておりますが、全国の産業保健総合支援センターにおいて、各地域の両立支援コーディネーター基礎研修修了者や事業場の担当者等を対象に、実際の支援事例について意見交換を行う「事例検討会」を実施していく予定です。

事例検討会の詳細は、お近くの産業保健総合支援センターにお問い合わせください。

■両立支援コーディネーター基礎研修に関することはこちら
https://www.research.johas.go.jp/ryoritsucoo/

■令和3年度両立支援コーディネーター基礎研修開催日程はこちら
https://www.johas.go.jp/ryoritsumodel/tabid/1968/Default.aspx

■産業保健総合支援センターに関することはこちら
https://www.johas.go.jp/shisetsu/tabid/578/Default.aspx