「病職歴調査」について

労働者健康安全機構では、労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、労災補償政策上重要なテーマや新たな政策課題について、時宜に応じた研究に取り組んでおり、3領域10テーマの労災疾病等医学研究・開発に取り組んでいます。

「労災疾病等医学研究普及サイト」には、各研究テーマの研究計画の概要を掲載していますので、ぜひご覧ください。
http://www.research.johas.go.jp/index.html

今回はその中で「病職歴調査」についてのご紹介です。
http://www.research.johas.go.jp/bs/index.html

全国32の労災病院グループでは、昭和59年から現在まで、労災病院に入院された患者さんにご協力いただき、病歴と併せて、これまでの仕事や生活習慣等に関する病職歴調査を行い、職業と疾病との関連性について研究しており、その研究成果は労働者の病気の予防・治療・職場復帰支援に活用しています。

病職歴調査では、新しい生活様式や生活習慣が及ぼす影響に関して検討し、時宜に応じた研究のための新たな調査項目として、2020年1月から、以下の3つの項目の調査を開始しました。

  1. 喫煙歴について“加熱式タバコ”の調査
  2. 新たな生活様式として“PCやスマホ画面を見る時間”についての調査
  3. セデンタリーな生活習慣として“座位(座っている)時間”についての調査

病職歴調査について詳しくはこちら
http://www.research.johas.go.jp/bs/index.html

令和2年度入院患者病職歴調査基礎解析はこちらから
https://www.research.johas.go.jp/bs/doc/20210402.pdf [PDF 6.3MB]