カスタマーハラスメント対策ポスターを追加作成しました!~新たに4種類のデザイン等を作成~

厚生労働省は、関係省庁と連携の上、顧客等からの著しい迷惑行為(いわゆるカスタマーハラスメント)の防止対策の一環として、「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」や、マニュアルの概要版であるリーフレット、周知・啓発ポスターを作成いたしました。

マニュアルやリーフレットには、学識経験者等の議論や顧客と接することが多い企業へのヒアリングを踏まえ、カスタマーハラスメントを想定した事前の準備、実際に起こった際の対応など、カスタマーハラスメント対策の基本的な枠組みを記載しています。(厚生労働省

厚生労働省は、2月25日に発表したカスタマーハラスメント対策ポスターについて、より多様な業種でご活用いただくため、新たに4種類のデザインを作成いたしました。(厚生労働省

カスタマーハラスメントの防止対策の推進に係る関係省庁連携会議

近年、顧客、取引先等からの著しい迷惑行為であるカスタマーハラスメントが問題化しており、令和元年5月末に成立した「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律」の附帯決議においても、その防止に向けて必要な措置を講ずることとされている。

これも踏まえ、令和6年9月より、労働政策審議会雇用環境・均等分科会においてカスタマーハラスメント対策の強
化が論点の一つとして議論され、令和6年 12 月の建議には、カスタマーハラスメント対策について、事業主の雇用管理上の措置義務とすることや関係省庁と連携することが適当である旨が盛り込まれたところである。

このように、カスタマーハラスメント対策を強化する必要性が高まっている中、労働者保護の取組に加えて、業種横断的取組の推進や消費者等への啓発等、幅広い観点から必要な施策を講じていく必要がある。

このため、今般、関係省庁が密接に連携し、カスタマーハラスメントの防止対策を総合的かつ効果的に推進するため、カスタマーハラスメントの防止対策の推進に係る関係省庁連携会議を設置する。

カスタマーハラスメントの防止対策の推進に係る関係省庁連携会議(厚生労働省)