職場における労働衛生対策・腰痛予防対策:立ち作業の負担軽減対策の取組事例紹介(厚生労働省)
作業中の姿勢は、業種や職種によって様々ですが、持続的に立ち姿勢で作業を行う「立ち作業」は、「工場のライン作業」や「スーパーの会計作業」、「工事現場における交通誘導作業」など、様々な場面で見られます。
立ち作業に伴う足腰の負担を軽減するために、作業中に座ることができるイスを設置するなど、作業環境の工夫により、足腰への負担等を軽減するための対策を実施している例もあります。
厚生労働省のサイトでは、実際に行われている企業の取組事例が紹介されています。
株式会社ダイエー
- スーパーマーケットのレジに、軽く腰を掛けられるイスを設置
- お客さまに取り組みを周知するため、レジ周辺に理解を求めるポスターを掲示
- 足腰の負担軽減対策でレジの足元にクッション性のあるマットを設置、等
株式会社アオキスーパー
- 「レジ接客中に座れるイス」を設置
- 『レジは立ち仕事』という固定概念を無くし、『座りながら』や『待機中にちょっと座る』等の選択肢を増やす、等
株式会社セキュリティ庄内
- 座哨しての警備を実践
- 事前に現場の責任者と話し合い、作業場所と警備の位置関係や交通量を確認、安全第一で実施、等
株式会社チェッカーサポート
- レジ業務で立つ位置にクッション性のあるマットを設置
- しゃがんで行っていた作業などを座って行えるよう、小さなイスを設置
- 作業場所の近くのバックヤードにイスを置いた休憩場所を用意、等