今般、国内で輸入、製造、使用されている化学物質は数万種類にのぼり、その中には、危険性や有害性が不明な物質が多く含まれる。

さらに、化学物質による休業4日以上の労働災害(がん等の遅発性疾病を除く。)のうち、特定化学物質障害予防規則等の特別則の規制の対象となっていない物質を起因とするものが多数を占めている。

これらを踏まえ、従来、特別則による規制の対象となっていない物質への対策の強化を主眼とし、国によるばく露の上限となる基準等の制定、危険性・有害性に関する情報の伝達の仕組みの整備・拡充を前提として、事業者が、危険性・有害性の情報に基づくリスクアセスメントの結果に基づき、国の定める基準等の範囲内で、ばく露防止のために講ずべき措置を適切に実施する制度を導入することとしたところである。

この制度を円滑に運用するために、学識経験者からなる検討会を開催し、ばく露の上限となる濃度の基準等の検討を行うこととする。

なお、本検討会の開催をもって、「化学物質による労働者の健康障害防止措置に係る検討会」の開催に代えることとする。

詳細は、令和5年度化学物質管理に係る専門家検討会(厚生労働省)でご確認ください。

2024年1月31日に「令和5年度化学物質管理に係る専門家検討会」の報告書が公表されました。

参考:令和4年度化学物質管理に係る専門家検討会(厚生労働省)

第1回(2023年6月8日開催)

議題
 (1) 令和5年度検討スケジュールについて
 (2)皮膚から吸収・侵入して健康障害を生ずるおそれが明らかな物質の特定方法
 (3) その他

開催案内(厚生労働省)
資料(厚生労働省)
議事録(厚生労働省)

第2回(2023年7月18日開催)

議題
 (1) 濃度基準値の検討
 (2) その他

開催案内(厚生労働省)
資料(厚生労働省)
議事録(厚生労働省)

第3回(2023年8月28日開催)

議題
 (1) 濃度基準値の検討
 (2) 濃度基準値設定対象物質ごとの測定方法について
 (3) 個人ばく露測定の精度管理について
 (4) その他

開催案内(厚生労働省)
資料(厚生労働省)
議事録(厚生労働省)

第4回(2023年10月6日開催)

議題
(1)濃度基準値の検討
(2)濃度基準値設定対象物質ごとの測定方法について
(3) 個人ばく露測定の精度管理について
(4)その他

開催案内(厚生労働省)
資料(厚生労働省)
議事録(厚生労働省)

第5回(2023年11月6日開催)

議題
(1)濃度基準値の検討
(2)濃度基準値設定対象物質ごとの測定方法について
(3)個人ばく露測定の精度の担保等について
(4)その他

開催案内(厚生労働省)
資料(厚生労働省)
議事録(厚生労働省)

令和5年度「化学物質管理に係る専門家検討会」の中間取りまとめを公表します(2023年11月21日)

このたび、「化学物質管理に係る専門家検討会」において中間取りまとめを行いましたので、公表します。(厚生労働省

個人ばく露測定においては、測定実施者の限定がなく、測定精度を担保する仕組みがない。今後、作業環境測定と同様に、資格者による個人ばく露測定を義務付ける仕組みを設けるための法令の整備を行うべきである。

  • 個人ばく露測定を行う者に求められる能力
  • 想定される資格者の要件、など

第6回(2023年12月22日開催)

議題
(1)濃度基準値の検討
(2)濃度基準値設定対象物質ごとの測定方法について
(3)作業環境測定(個人サンプリング法)の対象物質の拡大の検討
(4)その他

開催案内(厚生労働省)
資料(厚生労働省)
議事録(厚生労働省)

第7回(2024年1月5日開催)

議題
(1)濃度基準値の検討
(2)濃度基準値設定対象物質ごとの測定方法について
(3)令和5年度報告書案について
(4)その他

開催内(厚生労働省)
資料(厚生労働省)
議事録(厚生労働省)

「令和5年度化学物質管理に係る専門家検討会」の報告書を公表します(2024年1月31日)

令和4年5月に公布された、労働安全衛生法による新たな化学物質規制などを円滑に施行するため、技術的な事項を専門家が検討した結果をとりまとめた報告書です。(厚生労働省

  • 対象物質ごとの濃度基準値・測定方法について
  • 個人ばく露測定の精度の担保等について
  • 皮膚から吸収・侵入して健康障害を生ずるおそれがあることが明らかな物質の特定について
  • 作業環境測定(個人サンプリング法)対象物質の拡大について
  • 作業環境測定の分析方法の追加について
  • 有機溶剤等の消費量の推定に用いる数値の改正について