近年、産業保健活動でのメンタルヘルス対策の深化に伴い、発達障がいという特性に起因したメンタルヘルス不調者の存在が認識されてきました。

発達障がいは、人によりさまざまで、病気とは異なり生まれつきの特徴であるため、その特性は生涯を通じてなくならないものです。

そのため、周囲の人たちがその特性を正しく理解し、本人の「困りごと」を適切に把握した上での長期的な対応・支援により、能力を十分に発揮させることが望まれます。また、その対応・支援手法が、治療と仕事の両立支援と通底していることも指摘されています。

本セミナーでは発達障がいの特性の理解を深めていただくとともに、その特性による職場での問題点を「事例性」としてとらえ、本人が働く上で感じる「困りごと」を含めた職場の「困りごと」に焦点を当てたマネジメントをご紹介します。

※受講後のアンケートにご協力いただける方を受講対象とします。
2回シリーズのセミナーですので、2回のセミナー両方の受講を推奨いたします。

開催方式:Zoom
対象者:産業保健スタッフ(産業医、産業保健スタッフ、人事労務担当者等)
受講料:無料

プログラム

【第1回】『メンタルヘルスと発達障がい特性の理解について』

日時:10月15日(火)14:00~16:00

講師:大阪産業保健総合支援センター産業保健相談員
大阪公立大学大学院 神経精神医学 教授 井上幸紀

申込期限:10月4日(金)

【第2回】『発達特性を有する労働者の職場での事例性に応じた対応と専門家との連携について』

日時:12月4日(水)14:00~16:00

講師:福岡産業保健総合支援センター産業保健相談員
産業医科大学 医学部 両立支援室 室長 永田昌子

申込期限:11月25日(月)

参加申込

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冊子「おとなの発達障がいマネジメントハンドブック」の郵送について
申込者で希望される方のご住所宛てに、事前に「おとなの発達障がいマネジメントハンドブック」を郵送いたします。研修にも使用いたしますので、申込期限(第1回2024/10/4、第2回2024/11/25)をお守りください。
研修参加申込み後に、ハンドブック送付の申込み案内が表示されます。ご希望の方は、追加で申込みをお願いします。

個人情報の利用目的
共催者は、申込者からご提供いただいた情報を、①本研修の実施に伴う連絡、資料の送付、②本研修に対するアンケート実施、③本研修に関するご意見、お問い合わせ内容の確認・回答の範囲内において利用します。申込者の同意なく、情報の収集、目的外の利用を行うことはありません。

個人情報の取扱い
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共催

独立行政法人労働者健康安全機構 鳥取産業保健総合支援センター
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独立行政法人労働者健康安全機構 岡山産業保健総合支援センター
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塩野義製薬株式会社 経営支援本部 CSR推進部