12月16日、岡山県生涯学習センターにおいて、治療と仕事の両立支援事例検討会を開催しました。
この事例検討会は、両立支援コーディネーター基礎研修[労働者健康安全機構]修了者を対象にしたもので、23名の方が参加されました。
事例検討会は、岡山労災病院治療就労両立支援部 副部長石崎雅浩先生の基調講演の後、5班編成でグループ討議を行いました。
グループ討議は、一般企業・団体、医療機関、支援機関などからの参加者で構成された4~5人の班で1時間程度行われました。
事例は、50代の事務職の女性で、骨転移のある大腸がんの事例を検討しました。
参加者は、それぞれの立場から意見を出し合い、治療と仕事の両立支援ガイドラインに示されている「勤務情報を主治医に提供する際の様式例」、「治療の状況や就業継続の可否等について主治医の意見を求める際の様式例」、「両立支援プラン/職場復帰支援プラン」を完成させました。
班の意見2
グループワーク終了後、各班からの発表があり、最後に石崎先生が総括を行い、事例検討会は終了しました。
事例検討会後のアンケートでは、様々な立場からの意見が聞けてよかった、多職種の方と意見交換ができよかったなどの意見が寄せられました。