趣旨・目的
今般、国内で輸入、製造、使用されている化学物質は数万種類にのぼり、その中には、危険性や有害性が不明な物質が多く含まれる。
さらに、化学物質による休業4日以上の労働災害(がん等の遅発性疾病を除く。)のうち、特定化学物質障害予防規則等の特別則の規制の対象となっていない物質を起因とするものが多数を占めている。
これらを踏まえ、従来、特別則による規制の対象となっていない物質への対策の強化を主眼とし、国によるばく露の上限となる基準等の制定、危険性・有害性に関する情報の伝達の仕組みの整備・拡充を前提として、事業者が、危険性・有害性の情報に基づくリスクアセスメントの結果に基づき、国の定める基準等の範囲内で、ばく露防止のために講ずべき措置を適切に実施する制度を導入することとしたところである。
この制度を円滑に運用するために、学識経験者からなる検討会を開催し、ばく露の上限となる濃度の基準等の検討を行うこととする。
なお、本検討会の開催をもって、「化学物質による労働者の健康障害防止措置に係る検討会」の開催に代えることとする。
詳細は、「化学物質管理に係る専門家検討会」(厚生労働省)でご確認ください。
第1回(2022年9月1日開催)
1.日時
令和4年9月1日(木) 14:00~16:00
2.場所
TKP新橋カンファレンスセンター カンファレンスルーム16B
(東京都千代田区内幸町1-3-1 幸ビルディング16階)
※ 一部構成員は、オンラインにより参加。
3.議題
(1)化学物質管理に係る専門家検討会の設置等について
(2)濃度基準値の設定について
(3)がん原性物質の対象範囲について
(4) その他
開催案内(厚生労働省)
資料(厚生労働省)
議事録(厚生労働省)
第2回(2022年10月14日開催)
1.日時
令和4年10月14日(金) 15:00~17:00
2.場所
TKP新橋カンファレンスセンター カンファレンスルーム16A
(東京都千代田区内幸町1-3-1 幸ビルディング16階)
※ 一部構成員は、オンラインにより参加。
3.議題
(1)ばく露が濃度基準値を下回ることを確認するための測定方法の考え方
(2)作業環境測定(個人サンプリング法)の対象物質の拡大の検討
(3)その他
開催案内(厚生労働省)
資料(厚生労働省)
議事録(厚生労働省)
第3回(2022年11月4日開催)
1.日時
令和4年11月4日(金) 15:00~17:00
2.場所
TKP新橋カンファレンスセンター カンファレンスルーム16B
(東京都千代田区内幸町1-3-1 幸ビルディング16階)
※ 一部構成員は、オンラインにより参加予定。
3.議題
(1)ばく露が濃度基準値を下回ることを確認するための測定方法の考え方
(2)作業環境測定(個人サンプリング法)の対象物質の拡大の検討
(3)その他
開催案内(厚生労働省)
資料(厚生労働省)
議事録(厚生労働省)
「化学物質管理に係る専門家検討会」の中間取りまとめを公表します(2022年11月21日公表)
「化学物質管理に係る専門家検討会」の検討の中間的な取りまとめを行いましたので、公表します。
- 労働者のばく露が大臣の定める基準(濃度基準値)以下であることを確認する測定(確認測定)等について
- 個人サンプリング法による作業環境測定の今後の在り方について
続きは、厚生労働省のサイト
第4回(2022年12月15日開催)
1.日時
令和4年12月15日(木) 14:00~17:00
2.場所
TKP新橋カンファレンスセンター カンファレンスルーム16B
(東京都千代田区内幸町1-3-1 幸ビルディング16階)
※ 一部構成員は、オンラインにより参加予定。
3.議題
(1)濃度基準値の検討の進め方
(2)濃度基準値の検討
(3)その他
開催案内(厚生労働省)
資料(厚生労働省)
議事録(厚生労働省)
第5回(2023年1月16日開催)
1.日時
令和5年1月16日(月) 13:00~16:00
2.場所
TKP新橋カンファレンスセンター カンファレンスルーム16B
(東京都千代田区内幸町1-3-1 幸ビルディング16階)
※ 一部構成員は、オンラインにより参加予定。
3.議題
(1)濃度基準値の検討
(2) その他
開催案内(厚生労働省)
資料(厚生労働省)
議事録(厚生労働省)
第6回(2023年1月30日開催)
1.日時
令和5年1月30日(月) 14:00~17:00
2.場所
TKP新橋カンファレンスセンター カンファレンスルーム16A
(東京都千代田区内幸町1-3-1 幸ビルディング16階)
※ 一部構成員は、オンラインにより参加予定。
3.議題
(1)濃度基準値の検討
(2)令和4年度報告書案
(3) その他
開催案内(厚生労働省)
資料(厚生労働省)
議事録(厚生労働省)
「令和4年度化学物質管理に係る専門家検討会」の報告書を公表します(2023年2月10日)
物質ごとのばく露の濃度の基準値(濃度基準値)とその適用の考え方や、今後の濃度基準値設定の進め方などを整理
厚生労働省は、このたび、「化学物質管理に係る専門家検討会」(座長:城内博 独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所化学物質情報管理研究センター長)の報告書をとりまとめましたので、公表します。
この報告書は、昨年5月に公布された、労働安全衛生法による新たな化学物質規制を円滑に施行するため、技術的な事項を専門家が検討した結果をとりまとめたものです。
続きは、厚生労働省のサイト