1.相談員便り

産業保健師時代のお仕事(福岡悦子相談員)

今回も福岡が産業保健師時代に実施していた特徴ある事業について紹介致します。
NTT岡山健康管理センタは、岡山県内で保健師6名、看護師1名と看護職が最も多い企業であり、有難いことに保健室の活動の理解が深く様々な業務(新しい企画)の実現が可能であった。今回は機関紙“べっぴんだより”についてお話させていただきます。

べっぴんだより
Ⅰ.概要
・目的:“健康で長生きする事”を目標に、社員の積極的健康づくりの一環として“身近な情報をわかりやすく”をモットーに各事業所に配布する。
・始めた動機:労働安全衛生法、NTT本社および中国支社の施策という決められた業務のみでなく、岡山健康管理センタ独自の業務を実施したいと思った。
最初は当センタの“健康づくりシリーズ(5回)”として、昭和62(1987)年12月からスタートした。次いで平成2(1990)年4月岡山健康管理センタの機関紙“べっぴんだより”とし再出発した。
・ネーミングの由来:当所のQCサークル(小集団改善活動)“べっぴんちゃんForever”
身も心も仕事も永久に美しくありたいという願いをこめて命名した。
No4から全員配布となり、No6から隔月発行として平成14年度まで継続した。
べっぴんだよりは保健室全員が知恵を出し合いテーマを決め、何度も何度も検討会を重ねる中で、担当者は何が言いたいのか分からなくなることもあった。担当者は産休代理の保健師や看護師はもちろん、所長、内科部長にも作成をお願いし、さらに社員全員に配布できるようになったことは、嬉しいことであった。
ある時、某管理者の方が配布したべっぴんだよりを1冊にまとめて保健室に届けて下さり大変感動したことをよく覚えている。
令和の時代になって振り返ってみると、当時はメールも一般的ではなかったし、LINEもなく今では考えられないような古典的なやり方であったと懐かしく思いだされる。
Ⅱ.発行一覧
発行一覧を紹介します。No18~19号は某支店長(後にNTT中国地方のNo1になられた)からの特別寄稿でした。
興味ある号があれば嬉しいですが残念ながらどの号も残っていません。

べっぴんだより発行一覧
【参考】産業医担当:No23、26、34、36、38
看護職担当:No11、12、17

《福岡相談員の研修会》
https://okayamas.johas.go.jp/tag/fukuoka_etsuko/

2.研修会のご案内

研修会についてはこちら
https://okayamas.johas.go.jp/training/

3.産業医研修会

産業医研修会についてはこちら
https://okayamas.johas.go.jp/tag/ss,sj,sk/

4.治療と仕事の両立支援セミナー

日時:2/5(月)14:00~16:30
会場:おかやま西川原プラザ 本館 2階

貴重な人財を失うその前に!
ゼロからはじめる 治療と仕事の両立支援セミナー

・社会保険労務士による導入セミナー
・治療と仕事の両立支援に取り組んでいる企業や医療機関の事例
 発表
・展示ブース(助成金コーナーあり)
・相談コーナー 等

https://okayamas.johas.go.jp/2024-0205r/

5.高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)からのご案内
発達障害特性と精神障害が併存する人の就労支援のポイント

高齢・障害・求職者雇用支援機構においては、発達障害特性と精神障害が併存する方が就職し、職業生活を継続するために必要となる配慮や支援の考え方についてまとめた「発達障害特性と精神障害が併存する人の就労支援のポイント」を作成しており、ホームページからダウンロードできますので、御活用ください。

https://www.nivr.jeed.go.jp/research/kyouzai/kyouzai65.html


次回の第193号は2024年1月15日に配信予定です。