1.研修会のご案内

研修会についてはこちら
https://okayamas.johas.go.jp/training/

2.高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)からのご案内~「企業からみた」精神障害者雇用のポイント~

高齢・障害・求職者雇用支援機構においては、全国の50人以上の企業を対象に行った調査結果をもとに精神障害者の雇用に役立つ方策をまとめた「「企業からみた」精神障害者雇用のポイント」を作成しており、ホームページからダウンロードできますので、御活用ください。

https://www.nivr.jeed.go.jp/research/kyouzai/kyouzai51.html

3.労災疾病等医学研究普及サイトの御案内

「病職歴データベースを活用した研究」について

労働者健康安全機構では労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、労災補償政策上重要なテーマや新たな政策課題について、時宜に応じた研究に取り組んでおります。「労災疾病等医学研究普及サイト」では、これまで実施してきた研究成果について掲載しています。

今回はその中で「病職歴データベースを活用した研究」についてのご紹介です。

https://www.research.johas.go.jp/bs/
 
労災病院グループでは、全国の労災病院の入院患者さんにご協力を頂いて、これまでの仕事や生活習慣等に関する調査を行い、データベース化を進めています。また、本データベースを用いて職業と疾病との関連性について研究し、その研究成果は労働者の病気の予防・治療・職場復帰支援に活用しています。

病職歴データベースの大規模データを用いて、成人における飲酒習慣と白内障罹患リスクの関係性について研究した結果は「Scientific Reports(2022) 12:20142」にて報告しました。

労災病院の入院患者のうち40~69歳を対象として解析を行った結果、男女とも生涯飲酒量の増加に伴い白内障手術のリスクは増加し、男性では生涯累積摂取量90drink-years以上、女性では生涯累積摂取量40drink-years以上でリスクが有意に増加しました。

飲酒量と白内障の間には正の用量反応関係が認められたことから、飲酒制限は白内障の進行抑制に役立つ可能性があることが示唆されました。

研究論文は以下のリンクからご覧になれます。

論文タイトル:『Alcohol use patterns and risk of incident cataract surgery: a large scale case–control study
in Japan』(病職歴調査研究班 深井 航太先生)

https://www.research.johas.go.jp/bs/index.html#results

「予防医療モデル事業」について

当機構の治療就労両立支援センターでは、勤労者の健康確保を図るため、疾病の予防・増悪の防止を目的とした保健指導、生活指導、運動指導、栄養指導といった予防医療活動を行っています。予防医療活動を通して、集積した事例の分析・評価等により、主に次の5つのテーマに基づいた予防法・指導法を研究開発し、全国の事業場への普及を図っています。

・テーマ1 
生活習慣に伴う疾病(メタボリックシンドローム、高血圧、喫煙、飲酒など)

・テーマ2
作業動作に伴う運動機能障害(関節痛、腰痛、頸肩腕症候群など)

・テーマ3
高齢勤労者特有の健康障害(ロコモティブ症候群、サルコペニアなど)

・テーマ4
勤労女性特有の健康障害(更年期、ライフステージ、勤務形態など)

・テーマ5
ストレス又は不眠(睡眠障害など)

これまでには、SNSで大きな話題となった「交代勤務者及び深夜業務におけるコンビニメニューの選び方に関する指導法の調査・研究、普及」や「勤労女性の飲酒実態調査及びアルコール健康障害予防のための適正飲酒の指導法の検討」等、勤労者の健康維持に役立つ様々な研究を行ってきました。これらの研究成果は事業場や労働者の方々にご活用いただいています。

ここで先ほど紹介した2つの研究の他にも、当機構で取り組む研究については情報誌「産業保健21」に掲載していますので、併せてご覧ください。

https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/johoteikyo/tabid/128/Default.aspx

また、ハンドブックを含めた、過去の研究の成果物(リーフレット等)や現在進行中の研究については、以下をご覧ください。

予防法・指導法の一覧はこちら
https://www.research.johas.go.jp/yobou/


次回の第195号は2024年3月15日に配信予定です。