脳血管障害(主に脳卒中のことを言います。)は、麻痺などの身体的機能障害や失語症などの高次脳機能障害、うつなどの精神的障害を伴うことが多い疾病です。また本人の復職意欲の低下や会社側の受け入れ体制の未整備から、発症後の職場復帰が困難であり、発症者全体の約30%しか職場復帰できないと言われています。
当機構では、効率的かつ円滑な職場復帰へのプロセスを作成することを目的として、復職促進・阻害要因の検証や職場復帰に向けたモデル医療の開発などの研究を行いました。
これらの研究の結果、早期の復職には上肢の機能障害や社会的支援が関与していること等を明らかにしました。
研究の概要や研究結果については下記リンクからご参照ください。
→ https://www.research.johas.go.jp/22_riha/index.html