厚生労働省と中央労働災害防止協会では、小売業、社会福祉施設、飲食店において増加している労働災害の減少を図るため、「働く人に安全で安心な店舗・施設づくり推進運動」を展開しています。

平成30年度から令和4年度を計画期間とする第13次労働災害防止計画も計画期間後半となりましたが、第三次産業の中で労働災害発生件数の多い小売業、社会福祉施設及び飲食店の労働災害は、計画期間中の労働災害発生率の減少を目標に掲げられているにもかかわらず、増加傾向にあります。

このため、厚生労働省では、小売業等の事業場に対し、「安全で安心な店舗・施設づくり推進運動」の趣旨を理解の上、経営トップの参画の下、本社・本部と店舗・施設における労働災害防止のための取組を促進し、本社・本部と店舗・施設の役割に応じた全社的な安全衛生活動の推進を図るよう要請しています。

参考:安全で安心な店舗・施設づくり推進運動(厚生労働省)

更新日:2021年4月初旬