勤労者のストレスが高血圧などの生活習慣病の悪化に影響すると言われています。労働者健康安全機構では、働く人の健康を支援するため4つのサブテーマについて研究を行っています。

サブテーマの1つである「孤独死の要因となる動脈硬化疾患の発症・再発に関する研究」では、平成29年度までに、大都市(神戸)と地方都市(八代市)における職業性ストレス関連冠動脈疾患を比較したところ、独居患者の占める割合が大都市において有意に高いと判ったことから、対象者を未婚者、単身者に広げて検討しています。

この研究の中間報告では、動脈硬化性疾患症例を単独世帯患者、複数世帯患者の2群に分け、性別、動脈硬化危険因子(高血圧、脂質レベル、HbAIC、喫煙歴)とSDS評価による抑うつ度に関して検討しています。

今回ご紹介した研究や、その他の研究については
「労災疾病等医学普及サイト」に掲載しておりますので是非ご覧ください。

https://www.research.johas.go.jp/seikatsu2018/