化学物質への理解を高め、自律的な管理を基本とする仕組みへの見直し

化学物質規制体系の見直し

厚生労働省の「職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会」(座長:城内博 (独)労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所化学物質情報管理研究センター長)は、このたび、化学物質管理に関する規制の見直しについて報告書をとりまとめましたので、公表します。

現在、国内で輸入、製造、使用されている化学物質は数万種類に上り、その中には危険性や有害性が不明な物質も少なくなく、法令規制対象外の物質が引き起こす労働災害が頻発しています。

この課題について、令和元年9月に学識経験者、労使関係者による検討会を設置し、国際的な規制動向も踏まえ、15回にわたり議論を重ね、職場における化学物質等の管理のあり方を検討してきました。

厚生労働省は、この報告書を受けて、速やかに労働安全衛生法に基づく関係法令の改正の検討を進める方針です。

「報告書のポイント」、「報告書」は厚生労働省のサイト