熱中症関連情報(厚生労働省)

今年は、緊急時の対応体制の整備、暑熱非順化者の把握、WBGT値の実測に着目(2022.02.22)

厚生労働省は、職場における熱中症予防対策を徹底するため、労働災害防止団体などと連携し、5月から9月まで、「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を実施します。

「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」概要

厚生労働省は、労働災害防止団体などと連携し、事業場への熱中症予防に関する周知・啓発を行う他、熱中症に関する資料やオンライン講習動画等を掲載しているポータルサイトを運営します。

また、周知、啓発に当たっては熱中症発生時に速やかに適切な対応を行うために必要な「初期症状の把握から緊急時対応までの体制整備」、熱中症の発症リスクの高い作業者に対応するために必要な「暑熱順化が不足していると考えられる者の把握」、熱中症を発生させないために必要な「WBGT値の実測とその結果を踏まえた対策の実施」について重点的に呼びかけます。

続きは、厚生労働省のサイト

STOP!熱中症 クールワークキャンペーン[岡山労働局](2022.03.04)

令和4年度も引き続き、STOP!熱中症 クールワークキャンペーン(実施期間:令和4年5月から9月)を実施します。

令和3年度の岡山県の職場における熱中症による休業4日以上の死傷者数は9人減少の12人と昨年度から大幅減となりましたが、長期的には増加傾向にあります。死亡者数は0人であり、2年連続の0人となっています。

続きは、岡山労働局のサイト

令和4年度の暑さ指数(WBGT)・熱中症警戒アラートの情報提供を開始[環境省](2022.04.27~10.26)

環境省熱中症情報サイトでは、令和4年度の暑さ指数(WBGT)・熱中症警戒アラートの情報提供を行っています。

熱中症警戒アラートのメール配信サービス、 暑さ指数のメール配信サービス、 電子情報提供サービスについても、同期間ご利用いただけます。熱中症予防の取り組みにぜひご活用ください。

「熱中症環境保健マニュアル」や「普及啓発資料(リーフレット等)」も公開されています。

熱中症予防の普及啓発・注意喚起について(2022.05.18)

近年、熱中症による健康被害が数多く報告されており、気温の高い日が続くこれからの時期に備え、国民一人ひとりに対して熱中症予防の普及啓発・注意喚起を行う等、対策に万全を期すことが重要です。

このため、厚生労働省では、熱中症予防を広く国民に呼びかけることを目的として、多言語によるリーフレット、障がいをお持ちの方の熱中症予防のポイントをまとめたリーフレット及び職場における熱中症を予防するためのリーフレットを作成しております。

続きは、厚生労働省のサイト[PDF 224 KB]

令和3年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)を公表します
~WBGT値を実測して備え、体調不良時には直ちに対応を~(2022.05.31)

厚生労働省では、令和3年の「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)を取りまとめましたので、公表します。

令和3年における職場での熱中症※1による死傷者(死亡・休業4日以上)は、561人(前年比398人・41%減)であり、全体の約4割が建設業と製造業で発生しています。入職直後や夏季休暇明けで明らかに暑熱順化が不足している とみられる事例、 WBGTを実測せず、その結果として WBGT 基準値に応じた必要な措置が講じられていなかった事例等も見られ ています 。

続きは、厚生労働省のサイト

令和4年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」実施要綱の改正(2022.05.31)

令和4年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」実施要綱(令和4年5月 31 日改正)[PDF 597 KB]

リーフレット「屋外・野外でのマスク着用について」

夏場は、熱中症防止の観点から、屋外でマスクの必要のない場面では、マスクを外すことを推奨します。

リーフレット(厚生労働省)[PDF 397 KB]

新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた熱中症予防について(2022.06.21)

新型コロナウイルス感染症については、引き続き、基本的な感染対策を継続していただく必要がありますが、夏季の高温や多湿の環境下でのマスクの着用は熱中症のリスクを高める恐れがあることから、特に屋外での活動においては、マスクを外すことが求められているところです。

厚生労働省及び環境省では、熱中症を予防するために留意すべき事項等をまとめたリーフレットを作成しました。

続きは、厚生労働省のサイト[PDF 700 KB]

リーフレットのダウンロードは厚生労働省のサイト
※日本語以外にも、16か国語版のリーフレットがあります。

ワクチン接種会場における熱中症予防対策の推進について(2022.06.21)

夏を迎えて一層気温が上昇することや感染予防対策として定期的な換気を行うこと等に伴い、接種会場が暑くなることが想定されることから、ワクチン接種を円滑に推進するためには、熱中症を適切に予防していくことが重要となります。

今般、厚生労働省及び環境省においては、接種会場における熱中症予防のために接種会場で取り組むべき事項の例等を下記のとおり取りまとめました。

続きは、厚生労働省のサイト[PDF 1,736 KB]

防ごう 職場の熱中症![岡山労働局・岡山労働基準監督署](2022.07.12)

岡山労働基準監督署には連日、熱中症発生の通報や熱中症で病院の治療を受けた労災保険の給付請求書が届いています。

岡山労働局及び岡山労働基準監督署は、岡山市消防局と初めて協働して「晴れの国じゃけえ熱中症に注意せんとおえりゃあせんで岡山!プロジェクト2022」を立ち上げ、熱中症対策の啓発活動を協力タッグで推進しています。

続きは、岡山労働局のサイト
※7/8、岡山駅前広場における啓発活動の様子、「晴れの国じゃけえ熱中症に注意せんとおえりゃあせんで岡山!プロジェクト2022」用のチラシなど

令和4年の職場における熱中症による死傷災害の発生状況(速報値)、7月までの死傷者数が、過去5年で最多(2022.08.17)

職場における熱中症による死傷災害の発生状況(速報値)を厚生労働省が取りまとめたところ、7月までの死傷者数(死亡者・休業4日以上)が、過去5年で最多となっています。

1~5月6月7月7月末までの累積数
令和4年18(0)118(5)116(8)252(13)
令和3年9(1)26(0)55(2)90(3)
令和2年14(1)57(0)22(2)93(3)
令和元年28(0)24(0)20(7)72(7)
平成30年17(0)40(1)129(7)186(8)
*都道府県労働局が把握した、休業4日以上の死傷者数(かっこ内は死亡者数)

例年8月は死傷災害の発生件数が最多となっています。STOP!熱中症 クールワークキャンペーンなどに基づき、熱中症予防対策をお願いします。また、記録的な暑さとなっているため、WBGT値(暑さ指数)に応じて作業を中断することや、異常を認めたときは躊躇なく救急隊を要請するなど、状況に応じた対応をお願いします。

熱中症予防×コロナ感染防止リーフレット、多言語翻訳を更新しました(2022.08.26)

新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた熱中症予防について、環境省と厚生労働省において資料を作成いたしましたので、ご活用ください。

続きは、厚生労働省のサイト

参考

令和3年オンライン講習「職場における 熱中症予防対策」

開催期間:令和3年6月28日(月)~
職場における熱中症の予防対策について、専門講師が分かりやすく解説します!「熱中症予防対策として有効な対策(管理者向け)」「熱中症予防対策の好事例」など、すきま時間にもご覧いただけます。

詳細は、「学ぼう!備えよう!職場の仲間を守ろう!職場における熱中症予防情報」サイト